一年戦争時のガンプラをベースに、カラーリングの変更や武装の追加、改造など自由な発想のオリジナルMSVを募集した「『機動戦士ガンダムMSV-R』モデリングコンテスト」の頂点に輝く作品がついに決定した。
「最優秀賞」はもちろん、「大河原邦男賞」や「Ark Performance賞」などそれぞれの賞に、技巧とセンスが光るハイクオリティな作品が選ばれた。
全国各地より投稿された力作の中から選ばれた、優秀作品をぜひご堪能下さい!
そして、日本全国のガンプラモデラーが頂点を目指す「電撃ガンプラ王 2012」の応募受付がついにスタート!5月10日(木)まで応募を受け付けているので、こちらもどしどしご応募ください!
■「電撃ガンプラ王 2012」本日より応募受付スタート!
⇒ http://www.gundam.info/topic/6829
「最優秀賞」はもちろん、「大河原邦男賞」や「Ark Performance賞」などそれぞれの賞に、技巧とセンスが光るハイクオリティな作品が選ばれた。
全国各地より投稿された力作の中から選ばれた、優秀作品をぜひご堪能下さい!
【最優秀賞】チアキ・バチスタ!!さん/機体名=MIP社水陸両用MS実験機
■製作者コメント
各社水陸両用MSの競作の中、MIP社はライセンス生産していた06Fを改修、サンフランシスコ湾で繰り返し実験していた。脚部の燃料タンク撤去跡にはバラストタンクを搭載。コクピットにはバラストとダクトを追加。耐圧コア化したため狭小となってる流線型の頭部上には、サブカメラを追加。結局計画は頓挫したが、新設計された次期量産機には腕部のクローにソードの材質が使われ、背部のエンジンは良好でこれを2基搭載している。
■審査員コメント
オレ設定に基づくオリジナルアレンジのザク。独特なデザインアレンジであるにもかかわらず、水陸両用MSとしての雰囲気も十分感じられます。高い工作精度もさることながらウェザリングにみられる塗装技術の練達ぶり、知識の深さも高ポイントを獲得した理由だと思います。カラーリングが単色で一見地味ですが、それでもこれだけの情報量を出せるのはウェザリングテクニックの高さとセンスの成せる技といえるでしょう。(電撃ホビーマガジン編集長・安蒜利明)
■製作者コメント
各社水陸両用MSの競作の中、MIP社はライセンス生産していた06Fを改修、サンフランシスコ湾で繰り返し実験していた。脚部の燃料タンク撤去跡にはバラストタンクを搭載。コクピットにはバラストとダクトを追加。耐圧コア化したため狭小となってる流線型の頭部上には、サブカメラを追加。結局計画は頓挫したが、新設計された次期量産機には腕部のクローにソードの材質が使われ、背部のエンジンは良好でこれを2基搭載している。
■審査員コメント
オレ設定に基づくオリジナルアレンジのザク。独特なデザインアレンジであるにもかかわらず、水陸両用MSとしての雰囲気も十分感じられます。高い工作精度もさることながらウェザリングにみられる塗装技術の練達ぶり、知識の深さも高ポイントを獲得した理由だと思います。カラーリングが単色で一見地味ですが、それでもこれだけの情報量を出せるのはウェザリングテクニックの高さとセンスの成せる技といえるでしょう。(電撃ホビーマガジン編集長・安蒜利明)
【大河原邦男賞】乱鬼丸(RRM)さん/機体名=MSM-04アッガイ改
■製作者コメント
一年戦争時に水陸両用として開発されたアッガイであったが、中に陸戦突撃を主とする機体の存在が数機確認された。左手にガトリングを装備した機体、右手は爪状のものからハンドタイプになり、通常の武器も持てるものに換装されていた。 詳しい任務の確認はされていない。
■審査員コメント
実物を見ていない中で評価するのは大変申し訳ないのですが、お許しください。コンテスト応募作品の写真を全て拝見した結果、最後まで脳裏に残った作品が、乱鬼丸(RRM)さんのアッガイでした。頭部のモノアイ用スリットを無くした形状が印象的で、全体的に良くまとまっているように感じました。陸戦用であるのなら、バックパックにも一工夫の余地があるように感じますが如何でしょうか?(大河原邦男)
■製作者コメント
一年戦争時に水陸両用として開発されたアッガイであったが、中に陸戦突撃を主とする機体の存在が数機確認された。左手にガトリングを装備した機体、右手は爪状のものからハンドタイプになり、通常の武器も持てるものに換装されていた。 詳しい任務の確認はされていない。
■審査員コメント
実物を見ていない中で評価するのは大変申し訳ないのですが、お許しください。コンテスト応募作品の写真を全て拝見した結果、最後まで脳裏に残った作品が、乱鬼丸(RRM)さんのアッガイでした。頭部のモノアイ用スリットを無くした形状が印象的で、全体的に良くまとまっているように感じました。陸戦用であるのなら、バックパックにも一工夫の余地があるように感じますが如何でしょうか?(大河原邦男)
【Ark Performance賞】たさん/機体名=MS-09M ドム・マーメイド
■製作者コメント
水上走行型のドム。大型ファンエンジン二機/大型安定翼、足首に左右二機ずつウォータージェットエンジンを装備、機体各部に空力処理を施し、水上での高速走行を可能にした。
脚スカート部にホバー機能を有し、水上での直立と地上走行を実現。対艦攻撃、艦船護衛、海上哨戒に活躍した。
■審査員コメント
皆さん発想の柔らかさを発揮されていて、MSVらしさが出ていると思います。募集作品はどれも力作で、何を基準に選考すれば良いのかメンバーで非常に悩みましたが、我々は漫画家ですので「作品に出してみたい機体」という視点で選択させていただきました。(Ark Performance)
■製作者コメント
水上走行型のドム。大型ファンエンジン二機/大型安定翼、足首に左右二機ずつウォータージェットエンジンを装備、機体各部に空力処理を施し、水上での高速走行を可能にした。
脚スカート部にホバー機能を有し、水上での直立と地上走行を実現。対艦攻撃、艦船護衛、海上哨戒に活躍した。
■審査員コメント
皆さん発想の柔らかさを発揮されていて、MSVらしさが出ていると思います。募集作品はどれも力作で、何を基準に選考すれば良いのかメンバーで非常に悩みましたが、我々は漫画家ですので「作品に出してみたい機体」という視点で選択させていただきました。(Ark Performance)
【バンダイ賞】keinさん/機体名=M501 重兵員輸送車
■製作者コメント
M501HAPC 余剰となった61式戦車の砲塔を撤去し、新たに戦闘室と昇降ハッチを装備した重兵員輸送車。完全武装した歩兵10名を収容できる。車体上面に車内から操作できる13.2mm重機関銃を装備。後の「ロト」の原型となった。
■審査員コメント
MSVとビルダーズの境界は曖昧ですが、コメントから感じられるMSV度、そのMSV度の作品への反映具合、審査する上で意識した点は「ありそう」かどうか、という点でした。本作品はMSが主役となった戦場で様々な派生型の母体となったであろうMTB。派生型にはこんな兵員輸送車もあったに違いない…。MSに比べると華やかさには欠けますが、説得力のある作品でガンプラの多様性が感じられる作品、として選出しました。(バンダイ・川口克己)
■製作者コメント
M501HAPC 余剰となった61式戦車の砲塔を撤去し、新たに戦闘室と昇降ハッチを装備した重兵員輸送車。完全武装した歩兵10名を収容できる。車体上面に車内から操作できる13.2mm重機関銃を装備。後の「ロト」の原型となった。
■審査員コメント
MSVとビルダーズの境界は曖昧ですが、コメントから感じられるMSV度、そのMSV度の作品への反映具合、審査する上で意識した点は「ありそう」かどうか、という点でした。本作品はMSが主役となった戦場で様々な派生型の母体となったであろうMTB。派生型にはこんな兵員輸送車もあったに違いない…。MSに比べると華やかさには欠けますが、説得力のある作品でガンプラの多様性が感じられる作品、として選出しました。(バンダイ・川口克己)
【ガンダムインフォ賞】藤埼ヒロさん/RX-75BC ビームガンタンク
■製作者コメント
MSとしての完成度は低いガンタンクだが、安定性のある足回りを持つことに注目し、MSとして大出力のビーム兵器を搭載することを目的として試作されたタイプ。ベースとなったガンタンク同様に遠距離砲撃を主任務とするが、搭載された複合スコープにより、遠距離での精密射撃も可能である。
■審査員コメント
ガンタンクが持つ安定した足まわりを利用して、MSへの大出力ビーム兵器搭載プランを実験するという、説得力のある設定が大変面白かったです。また、機体から大きく突き出たビーム砲の“アンバランスさ”や、配色を少なく抑えた“無機質さ”が、試作タイプであることをうまく表現しており評価の決め手となりました。今回は試作タイプということですが、いつか制式採用されて実戦投入される機体も見てみたいですね。(ガンダムインフォ編集部)
■製作者コメント
MSとしての完成度は低いガンタンクだが、安定性のある足回りを持つことに注目し、MSとして大出力のビーム兵器を搭載することを目的として試作されたタイプ。ベースとなったガンタンク同様に遠距離砲撃を主任務とするが、搭載された複合スコープにより、遠距離での精密射撃も可能である。
■審査員コメント
ガンタンクが持つ安定した足まわりを利用して、MSへの大出力ビーム兵器搭載プランを実験するという、説得力のある設定が大変面白かったです。また、機体から大きく突き出たビーム砲の“アンバランスさ”や、配色を少なく抑えた“無機質さ”が、試作タイプであることをうまく表現しており評価の決め手となりました。今回は試作タイプということですが、いつか制式採用されて実戦投入される機体も見てみたいですね。(ガンダムインフォ編集部)
【ガンダムエース賞】流渡さん/機体名=ハイパーフェクトガンダム
■製作者コメント
FSWS計画とは別系統のRX-78強化案で、PF計画の最終機体。単機であらゆる戦局・攻撃目標に対応することを想定して設計されており、ジェネレーター増設と多彩な追加武装・両肩の多機能バインダー等が相まって機体性能は飛躍的に向上している。また操縦の複雑化に伴い、パイロットへの負担軽減のため本体とは別に背面にもコアファイターを装着。2名のパイロットが機体制御と火器管制を分担する複座式を採用している。
■審査員コメント
ジオン軍から白い悪魔と恐れられたガンダムの美しいデザインをアーマーで包み隠さずに見せ付けて、それでも攻撃、防御、出力を飛躍的に向上させた両肩の多機能バインダー等の機能美+全弾を撃ち尽した後の近接格闘用、両腕外の盾付きビーム・サーベルの力強さ。この機体こそがパーフェクトガンダムの後継機に相応しいデザインであると私は思う。流渡さん、ガンダム愛が伝わってくる素晴らしいデザインですよ。
追伸:この機体がビグ・ザム戦に間に合っていれば、スレッガーさんはミライさんの所に帰れたと思います。(板野一郎)
■製作者コメント
FSWS計画とは別系統のRX-78強化案で、PF計画の最終機体。単機であらゆる戦局・攻撃目標に対応することを想定して設計されており、ジェネレーター増設と多彩な追加武装・両肩の多機能バインダー等が相まって機体性能は飛躍的に向上している。また操縦の複雑化に伴い、パイロットへの負担軽減のため本体とは別に背面にもコアファイターを装着。2名のパイロットが機体制御と火器管制を分担する複座式を採用している。
■審査員コメント
ジオン軍から白い悪魔と恐れられたガンダムの美しいデザインをアーマーで包み隠さずに見せ付けて、それでも攻撃、防御、出力を飛躍的に向上させた両肩の多機能バインダー等の機能美+全弾を撃ち尽した後の近接格闘用、両腕外の盾付きビーム・サーベルの力強さ。この機体こそがパーフェクトガンダムの後継機に相応しいデザインであると私は思う。流渡さん、ガンダム愛が伝わってくる素晴らしいデザインですよ。
追伸:この機体がビグ・ザム戦に間に合っていれば、スレッガーさんはミライさんの所に帰れたと思います。(板野一郎)
【電撃ホビーマガジン賞】早川健さん/機体名=ストライクアッグ
■製作者コメント
一年戦争末期に製造された対艦攻撃型MS。外殻の強固なアッグに高機動型ザクのブースターを装備。また、スキウレ用ビームバズーカを使用するためにドムの腕部を右側に接続。なお、従来のドリルはカウンターウェイトとして左側にツインドリル装備としている。操縦性はピーキーで扱い辛かったが、一撃離脱のみに戦法を絞ったため、急造MSとしては予想以上の戦果を挙げた。
■審査員コメント
様々なMSVのパーツをミックスした高機動型アッグ。適度にアレンジの利いた各部新造パーツもさることながら、頭部のミサイル・ランチャーに当時のアッグバリエーションの面影を感じさせるのもグッド(しかもHGバクゥのパーツを使うガンプラへの視野の広さも)。ミキシングビルドがメインながら、全体的にまったく不自然さを感じさせないのは、使うパーツ選びに関するバランス感覚の良さと丁寧な工作・塗装が大きいのではないでしょうか。(電撃ホビーマガジン副編集長・木村学)
■製作者コメント
一年戦争末期に製造された対艦攻撃型MS。外殻の強固なアッグに高機動型ザクのブースターを装備。また、スキウレ用ビームバズーカを使用するためにドムの腕部を右側に接続。なお、従来のドリルはカウンターウェイトとして左側にツインドリル装備としている。操縦性はピーキーで扱い辛かったが、一撃離脱のみに戦法を絞ったため、急造MSとしては予想以上の戦果を挙げた。
■審査員コメント
様々なMSVのパーツをミックスした高機動型アッグ。適度にアレンジの利いた各部新造パーツもさることながら、頭部のミサイル・ランチャーに当時のアッグバリエーションの面影を感じさせるのもグッド(しかもHGバクゥのパーツを使うガンプラへの視野の広さも)。ミキシングビルドがメインながら、全体的にまったく不自然さを感じさせないのは、使うパーツ選びに関するバランス感覚の良さと丁寧な工作・塗装が大きいのではないでしょうか。(電撃ホビーマガジン副編集長・木村学)
【読者投票賞】machaさん/機体名=高機動型ザクII 最終型
■製作者コメント
大型化された機動ユニットをコンパクト化に成功し、従来のジオンMSのアールを基調としたデザインにまとめあげ最終型とした。これはジョニー・ライデン機として完成されたが実践では姿を見せなかった。
■審査員コメント
読者投票の結果、最も多くの票を獲得したのは、machaさんの「高機動型ザクⅡ最終型」でした。メガサイズという大きなアイテムをベースとしながら、スクラッチしたランドセルや脚部スラスターなどが非常にまとまり良く取り付けられている点が、高い評価を得た要因ではないでしょうか。
■製作者コメント
大型化された機動ユニットをコンパクト化に成功し、従来のジオンMSのアールを基調としたデザインにまとめあげ最終型とした。これはジョニー・ライデン機として完成されたが実践では姿を見せなかった。
■審査員コメント
読者投票の結果、最も多くの票を獲得したのは、machaさんの「高機動型ザクⅡ最終型」でした。メガサイズという大きなアイテムをベースとしながら、スクラッチしたランドセルや脚部スラスターなどが非常にまとまり良く取り付けられている点が、高い評価を得た要因ではないでしょうか。
そして、日本全国のガンプラモデラーが頂点を目指す「電撃ガンプラ王 2012」の応募受付がついにスタート!5月10日(木)まで応募を受け付けているので、こちらもどしどしご応募ください!
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