今年も日本最大級のキャラクター&ホビーイベント「キャラホビ2013 C3×HOBBY」が開催され、8月31日(土)のメインステージでは、10月7日(月)夕方6時からテレビ東京系ほかにて放送がスタートする「ガンダムビルドファイターズ」のステージイベントが催された。
ステージは、レイジ役の國立 幸さん、コウサカ・チナ役の石川由依さん、ユウキ・タツヤ役の佐藤拓也さんを迎え、「ガンダムビルドファイターズ」の最新映像や情報を交えながらトークが進んでいった。
「ガンダムビルドファイターズ」は、ガンプラを操作して戦う「ガンプラバトル」の世界大会をめざして、主人公のイオリとレイジがコンビを組んで挑む物語。キャラクターサイドから作品を紹介するコーナーでは、プロデューサーを務める小川正和さんも登壇し、初公開となる最新PVが上映された。PVではキャラクターに声がつき、“オールガンダム”のガンプラがバトルを繰り広げていた。
國立: | 私が演じるレイジは強気なキャラで自信満々なんです。もうひとりの主人公のセイ君にないものをいっぱいもっている。セイ君は優しい子なんですけど内気で、その彼をレイジはぐいぐい引っ張っていく。『俺がやるからお前も着いてこい!』という感じでカッコイイ! 自分で演じていてもすごく好きなんですよ。自分の自信があるところは調子いいんですけど、知らないところはスッと流す。自分勝手でかわいいカッコイイ子なんです。 |
石川: | チナはセイ君が通う聖凰学園中等部一年のクラスメイトで、クラス委員で美術部員でもあるんです。性格はおとなしくて控えめな女の子です。セイ君とかかわっていくうちに徐々にガンプラにも興味をもちはじめる役ですね。チナも私もガンダムに乗りたいです! かわいいのになるといいなと思います(笑) |
佐藤: | PVではユウキがキラキラしちゃってましたけど(笑)、彼は聖凰学園高等部の生徒会長であり、模型部の部長でもあるんです。穏やかな笑みを常にたたえた優しい少年なんですけど、ガンプラを作ることに関しては非常に長けていて、セイ君とレイジ君のライバルであり目標になります。彼のガンプラの名は『ザクアメイジング』、しかも赤い! 赤いだけで3倍速い気がしてきますよね(笑) |
残念ながらステージには参加できなかったイオリ・セイ役の小松未可子さん、リカルド・フェリーニ役の中村悠一さん、監督の長崎健司さんからはビデオ・メッセージが届いていた。
小松: | セイ君は中学一年生で、実家が『イオリ模型店』という模型屋さんのひとり息子なんですね。お母さんのお手伝いをしながら、ガンプラに親しんでいた男の子なんです。ガンプラが大好きで、ガンプラバトルの世界大会に出場することを夢見て日々頑張っている。セイ君は作るのはめちゃくちゃうまいんです。ただ、戦うと『あれ……?』と(笑)。ずっと一回戦敗退を続けていたんですけど、そこに手をさしのべてくれる誰かが現れるんですね。私自身はガンプラ初心者なのでセイ君を通して学んで、ガンプラづくりにも挑戦したいと思います。皆さんもオンエアを楽しみにしていただいて、ぜひ『ガンダムビルドファイターズ』を応援してください! |
中村: | 私が演じさせていただいているリカルド・フェリーニはイタリア代表の実力派で、今後、主人公の2人に対して壁になったり、めざす目標になったり、助けてくれたりといろいろ活躍するんじゃないかなと僕は期待しています。自分は何度かガンダム作品に出演させていただいているのですが、実は一度もガンダムには乗ったことがなかったんですね。今回、ついに操縦することができる。しかも緑川光さんのヒイロが乗ったウイングガンダムを改造したウイングガンダムフェニーチェ。気になったのが翼が片側にだけ付いているんです。何のためなんだろう?と気になりますよね。ぜひアニメのほうで確認していただくのがいいんじゃないかなと思っております。 |
長崎: | 今回は今までの『ガンダム』作品の垣根を越えて、いろんなMSたちが登場するのが特徴のひとつとなっています。僕自身は『SDガンダム』がきっかけでほかのガンダムを見るようになったので、リアル頭身のガンダムだけでなく、SDガンダムも含めていろんなものも活躍させようと思っています。ガンダムを知らない人たちも楽しめて、なおかつ今までガンダムを応援していただいていたファンの皆さんにも、新たな視点で楽しめる作品にしようとスタッフ一同日夜励んでいます。ぜひご覧ください。 |
さらにガンダムビルドファイターズのOP&ED主題歌を担当するアーティストが、このステージで初めて発表された。OPテーマ「ニブンノイチ」を手がけるのがBACK-ON、そしてEDテーマ「Imagination > Reality」を歌うのがAiRI。それぞれからビデオ・メッセージが上映された。どちらも作品の内容を踏まえた上で、監督の要望なども盛り込みつつ曲づくりが行なわれていて、映像も見ごたえのあるものになっているとか。
ガンプラサイドから作品を紹介するコーナーでは、おなじみバンダイ ホビー事業部の川口名人が登場。作品でキャラクターたちが作るガンプラが実際に商品化され、そのラインナップを紹介。当日のバンダイ・ブースでも数々の試作品が展示されていた。最後にファンへ向けて國立さんからメッセージが送られた。
國立: | 私たちキャスト陣もですが、映像のほうも頑張っております。皆さんにご満足いただけるように演技と作画、2つ合わせて『ガンダムビルドファイターズ』ができあがっておりますので、応援をよろしくお願いします! |
左から國立さん、石川さん、佐藤さん。國立さんは元気に何度もレイジが「カッコイイ!」と繰り返して佐藤さんに突っ込まれていた。石川さんもガンプラ初心者で、HGUCのUCを「ユニコーン」だと思っていたとか。佐藤さんは初めて見たガンダムが「機動武闘伝Gガンダム」で、しかも「Gガンダム」を見て声優をめざすことになったそうだ。
アフレコ現場でいちばんガンプラに詳しいのが中村さん。女性陣たちガンプラ初心者から『ガンダム博士』と呼ばれ、詳し~いレクチャーをされているとか。ちなみに『ガンダムビルドファイターズ』のアフレコ台本の表紙はフルカラーで、こんなに贅沢な台本は珍しいらしい。作品にかける意気込みが伝わってくる。
まるでイタリアンマフィアのようなスーツに謎のサングラスをかけた姿の川口名人。だが、この格好には理由があるらしい。
最後に「実はこのステージは貴重なんです。番組を見ていただくうちに感じていただけるかと思います。なのでこのステージのことを覚えておいてください」と意味深なことばを残していた。
最後に「実はこのステージは貴重なんです。番組を見ていただくうちに感じていただけるかと思います。なのでこのステージのことを覚えておいてください」と意味深なことばを残していた。
(ガンダムインフォ編集部)
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