昨年のキャラホビ2012にて「シャア専用オーリスCONCEPT」が発表されてから1年。ついに「シャア専用オーリス」の市販モデルの販売が決定! 一般初公開がキャラホビ2013会場で実施された。それを記念してゲストを迎えてのスペシャルトークショーが、8月31日(土)のメインステージにて開催された。
「シャア専用オーリスCONCEPT」の好評を受けて今回、市販化となったが、市販モデルには「ジオニックトヨタ」社員の意見が随所に反映されている。「ジオニックトヨタ」とはTOYOTAとジオニック社によるバーチャルカンパニーで、8月31日(土)時点で社員数は2万7500人にものぼる。
トークショーでは昨年に続きシャア・アズナブル役の池田秀一さんと、アムロ・レイ役の古谷徹さんがゲストに登場。「シャア専用オーリス」市販モデルの魅力やジオニックトヨタについて語られていった。
池田: | この一年の間に市販化できるとは思っても見ませんでしたし、お話を聞くとさらに立派な仕様になっているようです。社員の皆さんの熱い思いがこの車の中に詰まっていて、感動しております。ありがとうございました。 来年は『機動戦士ガンダム』放送35周年ですから、このシャア専用オーリスに乗って銀座をパレードしてみたいですね(笑) |
実はこのTOYOTA&ジオニック社による「ジオニックトヨタ」は、去年のトークショーでの2人の会話の中で出た冗談から始まっていた。
古谷: | まさか本当に公式サイトで会社をつくって社員まで募集するとはビックリしました。これもいずれはアムロ専用の車をつくっていただきたいがゆえの根回しといいますか。ジオニックトヨタがまずければ、アナハイム・エレクトロニクストヨタを設立していただいてね(笑) |
古谷さんのコメントに会場から大きな拍手が起こっていた。そしてシャア専用オーリスの販売に合わせて、10月1日(火)より全国ネッツ店にて「シャア専用オーリスナビ」のリリースも限定900台で開始される。ナビには新規録音によるシャアの名言・オリジナルボイス約500語を収録。走行状態に応じて再生される。ステージでは新規録音となったボイスの数々も披露されていた。
後半のトークでは、シャア専用オーリスのアニメーションPVも上映。完全新作・新規録音による映像は、シャア専用ザクから降りたシャアが颯爽とシャア専用オーリスに乗り込むシーンが描かれる。古谷さんも驚きのハイクオリティー映像だった。「映像のシャアに声を当てたのは久しぶりで楽しかった」と池田さん。シャア専用オーリスナビの収録は2日間をかけての作業だったが、PVの収録は5分で済んだらしい。ほかにもTV放送当時の収録でのようすや、シャアとアムロに対してそれぞれが思うことなどにも話が広がり、楽しいトークは瞬く間に過ぎていった。
古谷: | このシャア専用オーリスというのは、本当にガンダムと車を愛する、情熱をもった方たちがつくりあげた車だと思いますね。今日のイベントでそれを実感しました。 シャア専用オーリスは伊達じゃない!! |
池田: | 皆さんのおかげでガンダムは来年で35周年を迎えますが、僕もこのシャア専用オーリスに乗って35周年を走り抜けたいと思います。 これからもどうぞよろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました。 |
当時、初めて古谷さんにお会いしたとき、ああ『巨人の星』の星飛雄馬だと思いました。当時からまじめな方で、実直でした。だから作品と同じように古谷さんはアムロ、僕はシャアというような感じで、収録後もいっしょにお酒を飲む機会は放送が終わるまでなかったですね。作品のキャラクターそのままになんとなく距離を保ちながら演じてました(池田/写真左)
僕と池田さんは子役出身で、池田さんは大先輩ですから尊敬してましたし、共演できるのは光栄だと思ってました。
その一方で声優としては僕のほうが先輩でしたから、負けてられないぞ!という思いもありましたね。それがうまくライバル関係という役がらに活きたんじゃないかなと(古谷/写真右)
僕と池田さんは子役出身で、池田さんは大先輩ですから尊敬してましたし、共演できるのは光栄だと思ってました。
その一方で声優としては僕のほうが先輩でしたから、負けてられないぞ!という思いもありましたね。それがうまくライバル関係という役がらに活きたんじゃないかなと(古谷/写真右)
(ガンダムインフォ編集部)
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